いろいろ置き場
なんか暗かったりするのが多いよ。あとは気に食わないから表に置こうとは思わないんだけどせっかく書いたからとかいうもの置き場。
2009.04.29
ありきたりっぽいかんじな人間銀時と常世を生きる鬼高杉。
生まれたときから白髪、青目な銀時は身内もなく、寺の和尚さんが拾い育ててくれましたが村中の人達に疎まれてきました。
なにひとつ銀時に落ち度はないのに大人には冷たい視線と言われのない噂話を、同年代の子供には石や蔑みの言葉を投げ付けられ、人目から逃げるようにしていたら山へと迷い込んでしまいました。
深い深い闇のなか、銀時はふらふらと宛てもなくさ迷い歩きました。
戻れない。戻れなくてもいいかもしれない。そう考えはじめたとき、銀時は声を聞いたのです。
「なんだァ…、餓鬼がこんなとこで何してやがる」
銀時は辺りを見回します。でも姿は見えません。首を傾げているともう一度問われ、道に迷ったと答えました。
すると溜め息がひとつ響いて、音もなく火が灯り街への道が示されました。
明かりを頼りに帰れと言われて言われたとおりに進んでいけば、住んでる寺にたどり着き、和尚さんがいつも通り優しく迎えてくれました。
何だったんだろうと思い、後日また山へ行ってやっぱり迷う銀時。
そうしたらまた声がしてきて、やりとりをするうちに声の主が姿を表すと(はしょった!)
ちまちょこ銀時は高杉に逢いにいき、一緒に過ごすんだけど、段々と銀時が成長するに連れて高杉に逢えなくなってきました。それは時間がないとかじゃなくて、高杉がいる場所に銀時が辿りつきづらくなったのです。
それに危機感を覚えた銀時が山に居着くか、高杉が山を下りるかすればいいのにと銀時は思うんだけど、人と鬼は違うからって高杉は決別を告げて銀時を村に帰すのです。
そしてそれを機に銀時は二度と高杉に会えなくなったのでした。
そして月日が経ち、銀時は戦に出て身も心も疲弊して行くことになります。
この世の果てのようなものを見たりしながら、それでも生きた銀時ですが、深い森のなかでついに生き倒れて死を覚悟します。
そんなとき、高杉が銀時の前に現れたのでした。
吸血鬼ネタちっくに、高杉が銀時を助ける代わりに銀時が妖怪というか高杉に従属する半妖的なもの(吸血鬼でいう隷属、ダンピール的なもの)になるとかでもいいし、銀時に力の全てを持ってかれて銀時が一護、高杉がルキア的な感じになってもいい(いきなり初期鰤ネタ)
貴方をずっと待ってたよ、的なのを互いに繰り返しあうってのは前にごみ箱のネタで書いた気がします。気のせいかな。確かめてないのでわかりません(確かめなさいよ)
脳内イメージソングはDo As Infinity『深い森』
生まれたときから白髪、青目な銀時は身内もなく、寺の和尚さんが拾い育ててくれましたが村中の人達に疎まれてきました。
なにひとつ銀時に落ち度はないのに大人には冷たい視線と言われのない噂話を、同年代の子供には石や蔑みの言葉を投げ付けられ、人目から逃げるようにしていたら山へと迷い込んでしまいました。
深い深い闇のなか、銀時はふらふらと宛てもなくさ迷い歩きました。
戻れない。戻れなくてもいいかもしれない。そう考えはじめたとき、銀時は声を聞いたのです。
「なんだァ…、餓鬼がこんなとこで何してやがる」
銀時は辺りを見回します。でも姿は見えません。首を傾げているともう一度問われ、道に迷ったと答えました。
すると溜め息がひとつ響いて、音もなく火が灯り街への道が示されました。
明かりを頼りに帰れと言われて言われたとおりに進んでいけば、住んでる寺にたどり着き、和尚さんがいつも通り優しく迎えてくれました。
何だったんだろうと思い、後日また山へ行ってやっぱり迷う銀時。
そうしたらまた声がしてきて、やりとりをするうちに声の主が姿を表すと(はしょった!)
ちまちょこ銀時は高杉に逢いにいき、一緒に過ごすんだけど、段々と銀時が成長するに連れて高杉に逢えなくなってきました。それは時間がないとかじゃなくて、高杉がいる場所に銀時が辿りつきづらくなったのです。
それに危機感を覚えた銀時が山に居着くか、高杉が山を下りるかすればいいのにと銀時は思うんだけど、人と鬼は違うからって高杉は決別を告げて銀時を村に帰すのです。
そしてそれを機に銀時は二度と高杉に会えなくなったのでした。
そして月日が経ち、銀時は戦に出て身も心も疲弊して行くことになります。
この世の果てのようなものを見たりしながら、それでも生きた銀時ですが、深い森のなかでついに生き倒れて死を覚悟します。
そんなとき、高杉が銀時の前に現れたのでした。
吸血鬼ネタちっくに、高杉が銀時を助ける代わりに銀時が妖怪というか高杉に従属する半妖的なもの(吸血鬼でいう隷属、ダンピール的なもの)になるとかでもいいし、銀時に力の全てを持ってかれて銀時が一護、高杉がルキア的な感じになってもいい(いきなり初期鰤ネタ)
貴方をずっと待ってたよ、的なのを互いに繰り返しあうってのは前にごみ箱のネタで書いた気がします。気のせいかな。確かめてないのでわかりません(確かめなさいよ)
脳内イメージソングはDo As Infinity『深い森』
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2009.04.16
ある雨の日、銀八は猫を拾っちゃいましたとさ。
その野良猫は大層傷だらけで、面倒事はごめんなのだけれど放っておけなくて拾って来ちゃった。拾って来ちゃった、で済ませられるほど素直に拾われる警戒心の薄い猫じゃなくて、抵抗されたけど無理矢理捕獲。
治療してやったのに礼も言わない。ちょっと目を離した隙に逃げちゃった。あーぁ。
此処から先がちょっと悩んでて、野良猫さんは「1、自分の高校の受け持ったことのない生徒」「2、他校の生徒」「3、高校中退してる」の3パターンで、3もいいかなぁって気がしてます。
とりあえず、まぁそのどれかの野良猫さんは無理矢理捕獲、治療を繰り返してたりなんやかんやあったりしてたら通い猫みたく夜に寝にくるようになりましたとさ。
でも決して近くで寝ない。勝手に入り込んでベッドで倒れても治療が終わると起き上がる。銀八が寝床を用意してあげても掛け布団だけ持って玄関の前で寝てる。銀八が起きる前にいなくなってる。
銀八、ちょっと寂しい。
そんな警戒心の強い野良猫の正体はその昔、やんちゃしてたとき鬼兵隊なる族的なものを作ってた高杉。怖いもんなんざなんもねぇぜって感じだったんだけど、ある日仲間(三郎)が命を落としてしまったのであったー…。
事故か、敵対グループにぼこられたか、とにかく自分のせいだと責任を感じた高杉は鬼兵隊を解散、姿を消したのでした。
が、まぁそんな簡単に生きていけるはずもなく絡まれる日々。もう自分から喧嘩は売らないと決めた高杉はやられる前にやるスタイルからやられたらやり返すことにしたのでいっつも負傷。他にも多勢に無勢で無駄な抵抗だったりで常に満身創痍な状態なのです。
解散しても、復活を願うまた子や万斉、似蔵や先輩が高杉のところに顔を出しては追い返されているのでした。
三郎が死んだ責任を一人で背負い込み、信じられるもの頼れるものもない高杉は一人ふらふらとさまよいつづけながら、気がつくとふらりと銀八の家に足を向けているのです。
一方、高校教師坂田銀八も昔はやんちゃしてました。そうしてついた通り名が白夜叉。だから突っ張る子供の気持ちも分からないでもないんだけれど、掴みどころのない高杉に俺も大人になっちまったなとちょっとため息。
どうしたものかなぁと考えているのでした。
ですがそんなある日、高杉が絡まれているところに遭遇。明らかにやりすぎな気配。死んじゃう死んじゃう!
やめろと言って聞く相手ではなく、止めに入った銀八も殴られるよ。
倒れてる高杉は何か言おうとするけれど声にならない。
このオッサンもやっちまえー、みたいな空気に白夜叉降臨で全員蹴散らす。そうして高杉を連れて帰るのでした。
そんな感じで重傷な高杉を家に置いておくことになりましたとさ。
銀八と拾い猫の生活は続くー。
まぁこのあともまた子とか万斉が銀八の家に押しかけてきたりとか、高杉が銀八の部屋の隣に住むことにしたりとかすればいいと思う。高杉の設定を固めないと難しいな。
その野良猫は大層傷だらけで、面倒事はごめんなのだけれど放っておけなくて拾って来ちゃった。拾って来ちゃった、で済ませられるほど素直に拾われる警戒心の薄い猫じゃなくて、抵抗されたけど無理矢理捕獲。
治療してやったのに礼も言わない。ちょっと目を離した隙に逃げちゃった。あーぁ。
此処から先がちょっと悩んでて、野良猫さんは「1、自分の高校の受け持ったことのない生徒」「2、他校の生徒」「3、高校中退してる」の3パターンで、3もいいかなぁって気がしてます。
とりあえず、まぁそのどれかの野良猫さんは無理矢理捕獲、治療を繰り返してたりなんやかんやあったりしてたら通い猫みたく夜に寝にくるようになりましたとさ。
でも決して近くで寝ない。勝手に入り込んでベッドで倒れても治療が終わると起き上がる。銀八が寝床を用意してあげても掛け布団だけ持って玄関の前で寝てる。銀八が起きる前にいなくなってる。
銀八、ちょっと寂しい。
そんな警戒心の強い野良猫の正体はその昔、やんちゃしてたとき鬼兵隊なる族的なものを作ってた高杉。怖いもんなんざなんもねぇぜって感じだったんだけど、ある日仲間(三郎)が命を落としてしまったのであったー…。
事故か、敵対グループにぼこられたか、とにかく自分のせいだと責任を感じた高杉は鬼兵隊を解散、姿を消したのでした。
が、まぁそんな簡単に生きていけるはずもなく絡まれる日々。もう自分から喧嘩は売らないと決めた高杉はやられる前にやるスタイルからやられたらやり返すことにしたのでいっつも負傷。他にも多勢に無勢で無駄な抵抗だったりで常に満身創痍な状態なのです。
解散しても、復活を願うまた子や万斉、似蔵や先輩が高杉のところに顔を出しては追い返されているのでした。
三郎が死んだ責任を一人で背負い込み、信じられるもの頼れるものもない高杉は一人ふらふらとさまよいつづけながら、気がつくとふらりと銀八の家に足を向けているのです。
一方、高校教師坂田銀八も昔はやんちゃしてました。そうしてついた通り名が白夜叉。だから突っ張る子供の気持ちも分からないでもないんだけれど、掴みどころのない高杉に俺も大人になっちまったなとちょっとため息。
どうしたものかなぁと考えているのでした。
ですがそんなある日、高杉が絡まれているところに遭遇。明らかにやりすぎな気配。死んじゃう死んじゃう!
やめろと言って聞く相手ではなく、止めに入った銀八も殴られるよ。
倒れてる高杉は何か言おうとするけれど声にならない。
このオッサンもやっちまえー、みたいな空気に白夜叉降臨で全員蹴散らす。そうして高杉を連れて帰るのでした。
そんな感じで重傷な高杉を家に置いておくことになりましたとさ。
銀八と拾い猫の生活は続くー。
まぁこのあともまた子とか万斉が銀八の家に押しかけてきたりとか、高杉が銀八の部屋の隣に住むことにしたりとかすればいいと思う。高杉の設定を固めないと難しいな。
2009.03.24
銀高Version
なにやら訳わからん懸賞に適当に応募したら理想の彼女ロボットに当選した銀時。
ダッチか?ダッチなのか?右手とおさらばしてそいつ相手にしろってかチクショーとか思いながらベリベリッと開けたら(開けるんか)なんとビックリ、野郎のロボットが入ってたぞ☆
えぇぇぇえ、ちょっ、理想の彼女っつったじゃん嘘つきィ!とか思ってる間になんか起動しちゃったロボット。
最初こそロボットロボットしてた手違いロボット、高杉(銀時命名)
なにもかもが完璧なんだけどなんか気に食わないのだよ。
そういや元々これってダッチじゃねーの?と思ったりした銀さんですが、さすがに野郎型とヤル気はしねーなと鼻で笑いましたとさ。
そんなある日、なんかあって高杉がバグってだいぶ人間っぽくなりました。なんかあったんです。なんか。大事なので3回言いました。
家事はやらないし態度はでかいしで失敗したなと銀さん舌打ち。
だけどまぁいっかと平和に暮らしてたのですが、「ごっめーん、間違えて執事型送っちゃった。彼女型送り直すからそいつ返品して☆」みたいなことを言われてさぁどうする銀さん。
因みにその連絡を受けて「そんなん送ってもらわずとも俺が彼女がわりしてやろうか」とか言い出した高杉を銀さんは殴って黙らせました(どうでもいい)。
個人的に文中の「☆」にイラッとしました。
彼氏とか言いながらナイトとは大違いですな。
なにやら訳わからん懸賞に適当に応募したら理想の彼女ロボットに当選した銀時。
ダッチか?ダッチなのか?右手とおさらばしてそいつ相手にしろってかチクショーとか思いながらベリベリッと開けたら(開けるんか)なんとビックリ、野郎のロボットが入ってたぞ☆
えぇぇぇえ、ちょっ、理想の彼女っつったじゃん嘘つきィ!とか思ってる間になんか起動しちゃったロボット。
最初こそロボットロボットしてた手違いロボット、高杉(銀時命名)
なにもかもが完璧なんだけどなんか気に食わないのだよ。
そういや元々これってダッチじゃねーの?と思ったりした銀さんですが、さすがに野郎型とヤル気はしねーなと鼻で笑いましたとさ。
そんなある日、なんかあって高杉がバグってだいぶ人間っぽくなりました。なんかあったんです。なんか。大事なので3回言いました。
家事はやらないし態度はでかいしで失敗したなと銀さん舌打ち。
だけどまぁいっかと平和に暮らしてたのですが、「ごっめーん、間違えて執事型送っちゃった。彼女型送り直すからそいつ返品して☆」みたいなことを言われてさぁどうする銀さん。
因みにその連絡を受けて「そんなん送ってもらわずとも俺が彼女がわりしてやろうか」とか言い出した高杉を銀さんは殴って黙らせました(どうでもいい)。
個人的に文中の「☆」にイラッとしました。
彼氏とか言いながらナイトとは大違いですな。
2009.03.21
「最近お布団が毛塗れなんだけど。もうマジこいつどっか別のとこ寝床にして寝てくんねーかな」
銀時はしんすけの帯を掴み宙づりにしたまま、眉を寄せ新八、神楽に言いました。
「じゃあ私引き取るヨ」
直ぐさま神楽が手を挙げて立候補します。
「却下」
「なんでヨ!」
「神楽ちゃんじゃしんすけ潰しちゃうでしょ」
不満げな神楽に、新八はぶらんとしているしんすけを抱き留めます。
「あー、生え変わりの季節なんですね」
しんすけの尻尾に軽くブラッシングをすれば、もっさりと金色の毛が絡み付きました。
「そのもっさいのが俺の布団にべったりなんだよ。俺が寝てる間に喉詰まったらどうすんの?どうしちゃうの?ほら、今話題のアスベスト的ななんかが俺を蝕んでよォ」
「多分それハウスダストネ」
「アスベストじゃ石綿ですよ」
「うるせー。とにかくなんかそんなんだよ」
「いい加減だから気にしなくていいネー、しんすけ」
いい子いい子としんすけを撫でる神楽を銀時は不満そうに見つめていたのでした。
**************
抜け毛の季節のお話を書きたかったんです。
部屋中毛だらけ。銀さん困っちゃう。
生え変わったらしんすけの尻尾がちょっとスマートになったわ、みたいな。
…無理でした。がくり。
銀時はしんすけの帯を掴み宙づりにしたまま、眉を寄せ新八、神楽に言いました。
「じゃあ私引き取るヨ」
直ぐさま神楽が手を挙げて立候補します。
「却下」
「なんでヨ!」
「神楽ちゃんじゃしんすけ潰しちゃうでしょ」
不満げな神楽に、新八はぶらんとしているしんすけを抱き留めます。
「あー、生え変わりの季節なんですね」
しんすけの尻尾に軽くブラッシングをすれば、もっさりと金色の毛が絡み付きました。
「そのもっさいのが俺の布団にべったりなんだよ。俺が寝てる間に喉詰まったらどうすんの?どうしちゃうの?ほら、今話題のアスベスト的ななんかが俺を蝕んでよォ」
「多分それハウスダストネ」
「アスベストじゃ石綿ですよ」
「うるせー。とにかくなんかそんなんだよ」
「いい加減だから気にしなくていいネー、しんすけ」
いい子いい子としんすけを撫でる神楽を銀時は不満そうに見つめていたのでした。
**************
抜け毛の季節のお話を書きたかったんです。
部屋中毛だらけ。銀さん困っちゃう。
生え変わったらしんすけの尻尾がちょっとスマートになったわ、みたいな。
…無理でした。がくり。
2009.02.27
博士の愛した数式とか、私の頭のなかの消しゴム(だっけ?)とか、魔法の絵本とか、記憶が維持できない忘れてしまうっていう話は医学的にも有り得ることだからわりかし見る気がします。
ので、じゃあ逆転の発想だ、と考えたのが『忘れられてしまう』というものでした。
陰が薄いとかそんなんじゃなくて人の記憶に残れない銀さんと、銀時を忘れてしまう高杉のお話。
銀時は人の記憶に3日間しか残れない。理由は謎。呪われてんじゃないのかな(投げやり)
3日っていうのはその人にその人として意識された瞬間から72時間ね。
街ですれ違ったとか視界に入ったとか、そんな瞬間でもそこから72時間。
そんなだから銀さんは街から街へとさすらう根無し草。今日も今日とて足の向くまま気の向くままに旅を続けます。お金はその場その場で大道芸的なことして稼いだりしてんじゃないのかな(投げやりその2)
で、ぶらり立ち寄った店で高杉と出会うのでした。
「あんた旅の人か?」
運命的に引かれ合う二人ー。目と目が合った瞬間に何かが始まったんだよ。けれど男同士だしね。どうせ忘れられちゃうしね。
銀さんは高杉に何かを望むことはなく、高杉も高杉で友達になったな、くらい。
で、3日経って高杉は銀さんのことを忘れてしまいましたとさ。
いつもなら銀さんは忘れられてしまったことを意識するのが寂しいからすぐに街を去るんだけど、今回は名残惜しくてもう一度全てリセットされてる高杉に会いにいってしまったりなんかして。
「あんた旅の人?」
そう聞かれるのを待つ銀さん。
そして高杉はまた同じ台詞を繰り返すのです。だけど今回はそれだけで終わらず高杉は銀さんを見て首を傾げるんだ。
「…どっかで会ったことねぇか?」
「―――」
高杉のなかに何かが残っていたー。
みたいな。いろいろ設定的に厳しいのは目をつむるのです。
ので、じゃあ逆転の発想だ、と考えたのが『忘れられてしまう』というものでした。
陰が薄いとかそんなんじゃなくて人の記憶に残れない銀さんと、銀時を忘れてしまう高杉のお話。
銀時は人の記憶に3日間しか残れない。理由は謎。呪われてんじゃないのかな(投げやり)
3日っていうのはその人にその人として意識された瞬間から72時間ね。
街ですれ違ったとか視界に入ったとか、そんな瞬間でもそこから72時間。
そんなだから銀さんは街から街へとさすらう根無し草。今日も今日とて足の向くまま気の向くままに旅を続けます。お金はその場その場で大道芸的なことして稼いだりしてんじゃないのかな(投げやりその2)
で、ぶらり立ち寄った店で高杉と出会うのでした。
「あんた旅の人か?」
運命的に引かれ合う二人ー。目と目が合った瞬間に何かが始まったんだよ。けれど男同士だしね。どうせ忘れられちゃうしね。
銀さんは高杉に何かを望むことはなく、高杉も高杉で友達になったな、くらい。
で、3日経って高杉は銀さんのことを忘れてしまいましたとさ。
いつもなら銀さんは忘れられてしまったことを意識するのが寂しいからすぐに街を去るんだけど、今回は名残惜しくてもう一度全てリセットされてる高杉に会いにいってしまったりなんかして。
「あんた旅の人?」
そう聞かれるのを待つ銀さん。
そして高杉はまた同じ台詞を繰り返すのです。だけど今回はそれだけで終わらず高杉は銀さんを見て首を傾げるんだ。
「…どっかで会ったことねぇか?」
「―――」
高杉のなかに何かが残っていたー。
みたいな。いろいろ設定的に厳しいのは目をつむるのです。
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