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いろいろ置き場

なんか暗かったりするのが多いよ。あとは気に食わないから表に置こうとは思わないんだけどせっかく書いたからとかいうもの置き場。

2025.06.26
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2008.12.21
泣く子も黙る暴走族『鬼兵隊』。
その総長である高杉が冴えない高校教師銀八に惚れて族抜けして恋愛特攻隊長に転身する話です。



高杉君は泣く子も黙る『鬼兵隊』総長。
パラリラパラリラ峠走ったり他の組と喧嘩したりサツとやり合ったりして毎日をそれなりーに楽しく過ごしておりましたとさ。
ある日の昼、学校にも行かず上下スウェットでぐーたらコンビニまで出掛けておりました。
未成年にはタバコは売れませんと言う店員にガンを飛ばして舌打ちしながらコンビニを出、自販機のでタバコ買おうとしてるオッサン脅して自分の分も買わせたのでした。
愛してるぜオッサン。と一言残してラッキーストライクをゲット。銘柄に意味はないです。吸わないからわからないんです。
運命の出会いはその帰り道。
ドンっといきなり角から飛び出してきたガキにぶつかり、イラッとした高杉はそのガキをシバき倒し、落ちた鞄を何気なく拾い上げます。
財布を見れば野口が一枚と小銭がじゃらじゃら。
しけてんなァって思ってたらノシたガキが逆上して襲い掛かってきたよ。刃物がキラリ。うっかり油断の高杉君。
ヤベ、と思ったときオッサンがそのガキの手を掴んだよ。
「何してんだ物騒だな」
そのとき高杉君の目にはキラキラフィルターがかけられ、銀八が当社比400%でかっこよく見えたのでした。
ガキは逃げ、残された二人。この白髪天パはどうやら鞄の主らしい。
取り替えしてくれたの?ありがとうって落ちてる鞄を拾い、高杉が財布持っていることには触れずその手から財布を取って、お礼って100円玉渡して、「これでアイスでも買って」と言って立ち去りましたとさ。
その後ろ姿を見送る高杉君の暴走が始まります。



つづく。
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2008.12.11
小説家銀さんと担当編集高杉。

締切破り常習犯の銀さんには高杉が目を光らせているのですな。
締切直前は死者に鞭打って、出来上がったら屍になってる銀さん放置して原稿に目を通して内容に感銘を受け一方的に激励の言葉を並べて風のように去っていく担当編集高杉。


…小説家高杉と高校国語教師の銀八の方が個人的にいいな。幼なじみ。



なんか、暗い妄想に突き進むのはなんでだろう。

2008.12.08
従業員が全員男の小さなケーキ屋、Joy(桂命名)
オーナー、坂本。販売員、桂。パティシエ、高杉で回っている近所の奥様方を中心に評判を集めています。
うっかり銀さんにポジションがありませんでした。あちゃー。

銀高は同居してて、高杉がたまに他店のケーキを5、6個がっつり買ってきます。
造形が綺麗なので、高杉は360度至る所から舐めるようにそれを観察し、写真を撮り、最後にまた自分の目で見て、それから飽きたように全部銀さんに押し付けます。
銀さん役得役得。

この高杉ってプラモとか好きなタイプだと思う。うっかりケーキの造形に目覚め、ケーキ好き仲間じゃーんとか思った銀時がうっかり気軽に声をかけ、味重視銀時と美しさ重視の高杉の間にすれ違いが起こるのであった。




…めんどくなったので、また気が乗ったら追記するかもしれません。
2008.12.06
愛してるよって囁いて、キスして笑いかけてやれば十分だなんて思ってんのか?
馬鹿にすんじゃねぇよ。

2008.11.18

もう眠りたい。
たどたどしい言葉に俺は目を向ける。
今にも閉じそうなくせにぼんやりと開いている眼が俺を映していた。
「寝りゃいいじゃん。止めねーし」
「…眠れねーんだよ」
俺の返事がお気に召さなかったらしい高杉は眉を寄せた。
「寝れりゃてめぇになんか声をかけねぇ」
「そりゃずいぶんないいぐさだな」
「ん」
寝そべったまま、俺に向けて伸ばされた手を俺は一瞥する。何を求められているのか知っていながら、俺はその手を取って引き起こすと軽く口づけ、大分細く、軽くなってしまった体をあやすように抱きしめた。
「銀時」
抵抗がないのをいいことに咎める声にも構わず俺は手のひらで高杉の目をふさいだ。長めの前髪が俺の指先をくすぐる。
「黙って、目ぇつぶってろよ」
「………」
珍しく俺の言うことを聞いている高杉は本当に弱っているのだと思う。もう何日眠っていないのか、俺は寝ているから知らない。
大人しく腕に納まっている高杉の黒髪に顎を乗せて俺は戸棚の扉に目をやった。
高杉が俺に求めた薬が奥にしまいこまれている。眠るための薬。医者から処方された正規の薬。
前に高杉がなかなか眠れないと苛立ちに任せて処方された分すべてを摂取したことがあって、その時は本気にこいつが死んだかと思った。それ以降、仮に医者が出したものでも俺が奪い取って隠している。
あの後頭痛と吐き気に苦しみ悶えまくってたくせに、きっとこいつは何度でも同じことを繰り返すと俺は思っている。
学習能力云々の話じゃ、ないんだ。こいつが悪いわけじゃ、ない。
「………」
触れた直後は低めだと感じられた高杉の体温が俺になじんでまどろみを誘う。
俺の方が眠くなってきて、高杉はもう寝れたのか声をかけようかと思ったけれど、それで起こしてしまっては詮無いので声はかけない。
目を閉じて、眠りに落ちた。


************************

「揺らぎ」と同じ世界観で。
病み杉がマイブームです。なんだぐだっとしてんの、萌える。

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