いろいろ置き場
なんか暗かったりするのが多いよ。あとは気に食わないから表に置こうとは思わないんだけどせっかく書いたからとかいうもの置き場。
2009.07.07
脳内をずっとぐるぐるしてる高緑妄想。
「真ちゃんは被害者だ」
照明を背に自分を見下ろしながら、目の前の男は言った。
優しく、子供に言い聞かすような口調で言葉を降らす。
「逆らうとその左手を潰すぞって脅されて、抵抗なんて出来なかった。だから、仕方ない」
薄暗い闇をその目に湛え、口許に笑みを浮かべて人の手首を押さえ付けてくる。
俺はただ驚いて丸くした目にこいつを映している。今だかつてない角度から見上げる奴はなんだか得体の知れない何かに見えた。
男は笑みを深くする。底の見えない瞳の奥にケモノのような光が見えた。
「いい?もう一回言うよ」
なのに。
「真ちゃんは、被害者なんだよ」
なんでそんな泣きそうな顔をしてるんだ。
「高、――」
こちらまで苦しくなって名前を呼んだ。いや、呼ぼうとした。
開いた口は唇で塞がれ、舌が入ってくる。
何をどうしたらいいのか分からなくなって俺は目を開けたまま、かつてない距離にある暗い瞳を見つめていた。
**************
これが初高緑妄想だなんて鼻で笑える。
地味に続く(かも)ですよ。
何サイトかなんて気にしたら負けだ。
「真ちゃんは被害者だ」
照明を背に自分を見下ろしながら、目の前の男は言った。
優しく、子供に言い聞かすような口調で言葉を降らす。
「逆らうとその左手を潰すぞって脅されて、抵抗なんて出来なかった。だから、仕方ない」
薄暗い闇をその目に湛え、口許に笑みを浮かべて人の手首を押さえ付けてくる。
俺はただ驚いて丸くした目にこいつを映している。今だかつてない角度から見上げる奴はなんだか得体の知れない何かに見えた。
男は笑みを深くする。底の見えない瞳の奥にケモノのような光が見えた。
「いい?もう一回言うよ」
なのに。
「真ちゃんは、被害者なんだよ」
なんでそんな泣きそうな顔をしてるんだ。
「高、――」
こちらまで苦しくなって名前を呼んだ。いや、呼ぼうとした。
開いた口は唇で塞がれ、舌が入ってくる。
何をどうしたらいいのか分からなくなって俺は目を開けたまま、かつてない距離にある暗い瞳を見つめていた。
**************
これが初高緑妄想だなんて鼻で笑える。
地味に続く(かも)ですよ。
何サイトかなんて気にしたら負けだ。
PR
Post your Comment
最新記事
カレンダー
カテゴリー
プロフィール
HN:
千寿
性別:
非公開
カウンター
アクセス解析
アクアミュージアム