いろいろ置き場
なんか暗かったりするのが多いよ。あとは気に食わないから表に置こうとは思わないんだけどせっかく書いたからとかいうもの置き場。
2008.02.09
前提、
銀さんがたまたま高杉に電話かけたら高杉が超取り乱してて銀さんびっくり、みたいな感じ。
『助けて』
電話越し泣き声に混じったか細い声で、それでも確かにあいつはそう言ったから。
俺は血相変えてあいつん家に飛び込んだ。
「高杉!!」
さぞや酷い有様だろうと思い描いた俺の想像とは裏腹に、高杉は突然現れた俺をきょとんとした目で見てきた。そんな高杉の隣にはヅラ、前には坂本がいた。
「どうした?」
「お~、金時ぃ、おんし携帯も繋がらんとどうしとったんじゃ~」
「連絡してないのに来るとは、鼻が聞くな全く」
肩で息してる俺は自分の呼吸音がうるさくてヅラや坂本の言葉なんて耳に届かなかった。
「? 銀時?」
俺は高杉だけを見て、荒い息のまま座ってる高杉の腕掴んで隣の部屋に連れ込んだ。
「なんだよ」
不満そうな声が聞こえたけど掴んでる腕は力無く抵抗は皆無だ。
電気のついてない室内は暗い。俺は高杉の肩を掴んで真剣に問い掛けた。
「大丈夫か」
「? なにが?」
高杉は本当にわからないと言った顔をしていた。
「おまえ、さっき電話で…」
あれだけ取り乱した高杉なんて初めてだった。声だけの演技でした、なんて言うなら声優にでもなりゃあいい。きっと売れるよおまえなら。
俺の言葉に高杉は思い出したように「あぁ」と言った。
「もしかして、あんなのが気になってわざわざ来たのか?」
「そりゃ心配すんだろうが」
「いいや、頭おかしいと思ってドン引きしておしまいだろ」
馬鹿じゃねぇかと鼻で笑う高杉に俺は心配してやったことを本気で後悔した。けど。
ぐいと引き寄せられて、俺らの唇は重なった。吐息が混ざる至近距離で目があって、高杉が笑う。
「心配してくれたお礼」
そう言ってなにもなかったかのように部屋に戻ろうとする高杉を、俺は引き止めて壁に押し付けた。衝撃に高杉が顔をしかめた。
「いっつ…てめ、なにす」
「そりゃこっちの台詞だよ」
「はぁ?」
「仮にもさ、おまえのこと好きっつってる相手にそりゃないんじゃない」
男なんて皆ケダモノだぜ、と言ってやれば無表情だった高杉が妖艶に笑った。
「手ぇ出す度胸もねぇくせに」
ついと伸びてきた手がやんわりと俺を押し返す。
高杉の鋭い目が俺を射抜く。
「合わせてみろよ、痛い目に」
冷めた瞳に俺はなにも言い返せず、高杉はヅラ達のいるリビングに戻っていった。
高杉は生れつき身体が弱くて長く生きられないって言われてたの。最近、本当身体がダメになってるって実感することが多くて、死を意識して、超ペシミストなの。
銀さんは高杉が好きなんだけど、高杉はホモキモいとか思ってる。恋愛じゃなく松陽が好き。だから銀さんは松陽にちょっとジェラシー感じてたり。
そんな突発妄想。…あ、書きたいかも。
銀さんがたまたま高杉に電話かけたら高杉が超取り乱してて銀さんびっくり、みたいな感じ。
『助けて』
電話越し泣き声に混じったか細い声で、それでも確かにあいつはそう言ったから。
俺は血相変えてあいつん家に飛び込んだ。
「高杉!!」
さぞや酷い有様だろうと思い描いた俺の想像とは裏腹に、高杉は突然現れた俺をきょとんとした目で見てきた。そんな高杉の隣にはヅラ、前には坂本がいた。
「どうした?」
「お~、金時ぃ、おんし携帯も繋がらんとどうしとったんじゃ~」
「連絡してないのに来るとは、鼻が聞くな全く」
肩で息してる俺は自分の呼吸音がうるさくてヅラや坂本の言葉なんて耳に届かなかった。
「? 銀時?」
俺は高杉だけを見て、荒い息のまま座ってる高杉の腕掴んで隣の部屋に連れ込んだ。
「なんだよ」
不満そうな声が聞こえたけど掴んでる腕は力無く抵抗は皆無だ。
電気のついてない室内は暗い。俺は高杉の肩を掴んで真剣に問い掛けた。
「大丈夫か」
「? なにが?」
高杉は本当にわからないと言った顔をしていた。
「おまえ、さっき電話で…」
あれだけ取り乱した高杉なんて初めてだった。声だけの演技でした、なんて言うなら声優にでもなりゃあいい。きっと売れるよおまえなら。
俺の言葉に高杉は思い出したように「あぁ」と言った。
「もしかして、あんなのが気になってわざわざ来たのか?」
「そりゃ心配すんだろうが」
「いいや、頭おかしいと思ってドン引きしておしまいだろ」
馬鹿じゃねぇかと鼻で笑う高杉に俺は心配してやったことを本気で後悔した。けど。
ぐいと引き寄せられて、俺らの唇は重なった。吐息が混ざる至近距離で目があって、高杉が笑う。
「心配してくれたお礼」
そう言ってなにもなかったかのように部屋に戻ろうとする高杉を、俺は引き止めて壁に押し付けた。衝撃に高杉が顔をしかめた。
「いっつ…てめ、なにす」
「そりゃこっちの台詞だよ」
「はぁ?」
「仮にもさ、おまえのこと好きっつってる相手にそりゃないんじゃない」
男なんて皆ケダモノだぜ、と言ってやれば無表情だった高杉が妖艶に笑った。
「手ぇ出す度胸もねぇくせに」
ついと伸びてきた手がやんわりと俺を押し返す。
高杉の鋭い目が俺を射抜く。
「合わせてみろよ、痛い目に」
冷めた瞳に俺はなにも言い返せず、高杉はヅラ達のいるリビングに戻っていった。
高杉は生れつき身体が弱くて長く生きられないって言われてたの。最近、本当身体がダメになってるって実感することが多くて、死を意識して、超ペシミストなの。
銀さんは高杉が好きなんだけど、高杉はホモキモいとか思ってる。恋愛じゃなく松陽が好き。だから銀さんは松陽にちょっとジェラシー感じてたり。
そんな突発妄想。…あ、書きたいかも。
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