いろいろ置き場
なんか暗かったりするのが多いよ。あとは気に食わないから表に置こうとは思わないんだけどせっかく書いたからとかいうもの置き場。
2011.02.24
コメントにもあったけど、レンが特刑過ぎてDOLLS読みたくなりましたけど、そんな思いを片隅に追いやり、リン萌えが高じてこんなことになりました。
瀬戸内(チカナリ)です。
チカ…特殊警察の特殊兵士
子供のころに犯罪に巻き込まれて左目を失ったとかそんなんでいいんじゃないでしょうか。そのため犯罪の全てを憎んでいるとか何とか。
最近巷を騒がす凶悪な殺人鬼の捜査に当たるように命じられたよ!
ナリ…巨大犯罪組織の殺戮人形
組織の幹部、明智に目を付けられたせいで破壊衝動のままに動くよう身も心も弄くりまわされました。弄くりまわされるとかいやらしい。
夜な夜なその破壊衝動に従ってその辺をうろついては血の雨を降らしてるよ!
で、現場で出会い、やり合う二人。ごちゃごちゃ言い合ってる間、というか殺し合いしてる間に、ふと我に変えるナリ様は衝動と理性の狭間で揺れ動けばいいんじゃないかな。
ナリ様の変化に戸惑ってるうちに、明智がやってきてナリ様を回収していっちゃう。追いかけようとしたけどそれは叶わず、とりあえず引き返すことに。
犯罪は憎いけど、理性の光を灯したナリ様と目が合っちゃって、なんとなく気になるチカはナリ様に思いを馳せればいいんじゃないかと。
それに対し、連れ戻されたナリ様は衝動と理性の狭間で苦しみ悶えてればいいんじゃないかなとか。それを見て悦に入ってる明智(と私)。
でも、そんな悶えてるよりももっともっと大地を血で濡らしたい明智は再度ナリ様を弄ればいいんじゃないかな。 ただでさえ理性が塵となるくらい弄ってあるから、普通なら自我も失う位に弄れば。
で、再会するけどチカは覚えててもナリ様はまた破壊衝動のみで動いてるからチカの方がおされぎみで云々。誰かこの先を考えてください。
しかしどうやって身も心も弄るんでしょうね。薬か!薬なのか!!あとなんか洗脳するような機械とかとか。まぁそこは明智マジック。
そしてお薬、ダメ。絶対。
瀬戸内(チカナリ)です。
チカ…特殊警察の特殊兵士
子供のころに犯罪に巻き込まれて左目を失ったとかそんなんでいいんじゃないでしょうか。そのため犯罪の全てを憎んでいるとか何とか。
最近巷を騒がす凶悪な殺人鬼の捜査に当たるように命じられたよ!
ナリ…巨大犯罪組織の殺戮人形
組織の幹部、明智に目を付けられたせいで破壊衝動のままに動くよう身も心も弄くりまわされました。弄くりまわされるとかいやらしい。
夜な夜なその破壊衝動に従ってその辺をうろついては血の雨を降らしてるよ!
で、現場で出会い、やり合う二人。ごちゃごちゃ言い合ってる間、というか殺し合いしてる間に、ふと我に変えるナリ様は衝動と理性の狭間で揺れ動けばいいんじゃないかな。
ナリ様の変化に戸惑ってるうちに、明智がやってきてナリ様を回収していっちゃう。追いかけようとしたけどそれは叶わず、とりあえず引き返すことに。
犯罪は憎いけど、理性の光を灯したナリ様と目が合っちゃって、なんとなく気になるチカはナリ様に思いを馳せればいいんじゃないかと。
それに対し、連れ戻されたナリ様は衝動と理性の狭間で苦しみ悶えてればいいんじゃないかなとか。それを見て悦に入ってる明智(と私)。
でも、そんな悶えてるよりももっともっと大地を血で濡らしたい明智は再度ナリ様を弄ればいいんじゃないかな。 ただでさえ理性が塵となるくらい弄ってあるから、普通なら自我も失う位に弄れば。
で、再会するけどチカは覚えててもナリ様はまた破壊衝動のみで動いてるからチカの方がおされぎみで云々。誰かこの先を考えてください。
しかしどうやって身も心も弄るんでしょうね。薬か!薬なのか!!あとなんか洗脳するような機械とかとか。まぁそこは明智マジック。
そしてお薬、ダメ。絶対。
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2009.07.23
チカナリです。
海の向こうに愛しい人がいた。
だから海を越えて会いに行った。
でも愛しい人のいる地にずっと留まるわけにもいかず、俺はまた元の地に戻らなければならなかった。
だから彼を連れてきた。
ただそれだけだ。何もおかしなことはない。
その土地を、国を愛する彼が戻ってしまわないように部屋に閉じ込めた。逃げたりなどしないように手と足と首を鎖に繋いで鍵は彼の手に届かないよう俺が大事にしまっておいた。
彼が日輪を愛すから、決して日の当たらない地下の部屋を用意した。
もう俺以外の何も愛さなくていい、気にしなくていい俺だけを見て俺だけに触れて俺だけを感じていればいいと囁いた。愚劣な鬼めと詰られたけれどじきにそんな口も叩けなくなるさ。
おまえが望むものは何だってくれてやる。日輪が与えてくれていた温もりも俺がいくらでも与えてやる。おまえの大事な国も御家も俺が纏めて守ってやる。
ほら、俺さえいれば十分だろう?
だから、なぁ、アイシテルって言ってくれ。
**************
なんか道を歩いてたら急にこんなのが頭にわいて。
こんなのが初の瀬戸内だなんてイヤだ。
海の向こうに愛しい人がいた。
だから海を越えて会いに行った。
でも愛しい人のいる地にずっと留まるわけにもいかず、俺はまた元の地に戻らなければならなかった。
だから彼を連れてきた。
ただそれだけだ。何もおかしなことはない。
その土地を、国を愛する彼が戻ってしまわないように部屋に閉じ込めた。逃げたりなどしないように手と足と首を鎖に繋いで鍵は彼の手に届かないよう俺が大事にしまっておいた。
彼が日輪を愛すから、決して日の当たらない地下の部屋を用意した。
もう俺以外の何も愛さなくていい、気にしなくていい俺だけを見て俺だけに触れて俺だけを感じていればいいと囁いた。愚劣な鬼めと詰られたけれどじきにそんな口も叩けなくなるさ。
おまえが望むものは何だってくれてやる。日輪が与えてくれていた温もりも俺がいくらでも与えてやる。おまえの大事な国も御家も俺が纏めて守ってやる。
ほら、俺さえいれば十分だろう?
だから、なぁ、アイシテルって言ってくれ。
**************
なんか道を歩いてたら急にこんなのが頭にわいて。
こんなのが初の瀬戸内だなんてイヤだ。
2009.07.21
『真ちゃんは被害者だから、ちっとそれっぽくしないとな』
そう言って腕を拘束した手は優しかった。
なにもかもが優しい行為はそれでも苦痛以外のなにものでもなくて、渦巻いた感情に涙腺は決壊して生温い雨を惜し気もなく降らせてくれた。けれどいつの間にか全てが終わって独り勝手に設定されたアラーム音に目を覚ましたとき、視界から消えたその人の名前を無意識に呟いて探してしまったのは純然たる事実以外のなにものでもなかった。
あの日以降も、あいつは、高尾は変わらずに人に話し掛けて、笑いかけてきたけれど、距離を取るようになった。
見えない線を引いてその内側に入ろうとしない。以前なら躊躇いもなく踏み越えてきたというのに。
そして触れてこない。性的な意図を持たない、ただ肩を叩くだとかそういったこともしてこなくなった。
さらには部室とか教室とか便所とか、そういったところで二人きりになりかけるとするりと消えていく。
それでも上辺は何も変わらないので俺達のそう言った変化に気づいているものは少ないようだ。
今日も部室で他の部員達が次々に帰宅の途につき人口密度が下がるのを察した高尾はごく自然な動作で荷物を抱えて部屋を出ていこうとした。
それを「高尾」の一言で引き止めた。高尾は何か帰る理由を並べたけれど、もう一度名前を呼べば大人しく上げた腰をベンチに下ろした。
今日は俺が鍵の当番で最後まで残らなくてはならない。あの日は高尾が当番で、俺は付き合わされて残っていた。
俺と高尾以外の最後の部員が部屋を出て、あの日ぶりに俺達は二人きりになった。
沈黙が重たい。
「言わねぇんだ。あのこと」
不意にぽつりと高尾が呟いた。
「…誰に言えと言うのだ。あんなこと」
「誰って、親とか教師とか、…警察とか? あれって多分犯罪よ? ゴーカンだよゴーカン」
「だろうな」
「俺が言うのもあれだけど、泣き寝入りは良くないぜ? 極悪非道な部員に命並に大切な左手を人質に取られて、抵抗なんて出来ませんでしたって言えばいいんだって。まだ腕の痣も消えてないみたいだし。俺まだ緑間拘束したテーピングもまだ捨ててねーし、物的証拠も十分じゃん」
リストバンドで隠れた手首に高尾の視線が向けられる。その下には部活後だったために外していたテーピングで付けられた痣がまだ残っている。
「………」
「何度も言ったけど、被害者なんだよ。し、」
俺の名を呼ぼうとした唇を唇で塞ぐ。驚いたように丸くなった目に俺が映りこんだ。
「誰が被害者だって?」
吐息が交わる距離で、瞳のなかの俺が笑う。
「被害者なんて、何処にもいやしないのだよ」
『被害者意識って好きじゃない。上目遣いで誘って共犯がいい』
(宇多田ヒカル/Kiss & Cry)
**************
もう続かないです、、
そう言って腕を拘束した手は優しかった。
なにもかもが優しい行為はそれでも苦痛以外のなにものでもなくて、渦巻いた感情に涙腺は決壊して生温い雨を惜し気もなく降らせてくれた。けれどいつの間にか全てが終わって独り勝手に設定されたアラーム音に目を覚ましたとき、視界から消えたその人の名前を無意識に呟いて探してしまったのは純然たる事実以外のなにものでもなかった。
あの日以降も、あいつは、高尾は変わらずに人に話し掛けて、笑いかけてきたけれど、距離を取るようになった。
見えない線を引いてその内側に入ろうとしない。以前なら躊躇いもなく踏み越えてきたというのに。
そして触れてこない。性的な意図を持たない、ただ肩を叩くだとかそういったこともしてこなくなった。
さらには部室とか教室とか便所とか、そういったところで二人きりになりかけるとするりと消えていく。
それでも上辺は何も変わらないので俺達のそう言った変化に気づいているものは少ないようだ。
今日も部室で他の部員達が次々に帰宅の途につき人口密度が下がるのを察した高尾はごく自然な動作で荷物を抱えて部屋を出ていこうとした。
それを「高尾」の一言で引き止めた。高尾は何か帰る理由を並べたけれど、もう一度名前を呼べば大人しく上げた腰をベンチに下ろした。
今日は俺が鍵の当番で最後まで残らなくてはならない。あの日は高尾が当番で、俺は付き合わされて残っていた。
俺と高尾以外の最後の部員が部屋を出て、あの日ぶりに俺達は二人きりになった。
沈黙が重たい。
「言わねぇんだ。あのこと」
不意にぽつりと高尾が呟いた。
「…誰に言えと言うのだ。あんなこと」
「誰って、親とか教師とか、…警察とか? あれって多分犯罪よ? ゴーカンだよゴーカン」
「だろうな」
「俺が言うのもあれだけど、泣き寝入りは良くないぜ? 極悪非道な部員に命並に大切な左手を人質に取られて、抵抗なんて出来ませんでしたって言えばいいんだって。まだ腕の痣も消えてないみたいだし。俺まだ緑間拘束したテーピングもまだ捨ててねーし、物的証拠も十分じゃん」
リストバンドで隠れた手首に高尾の視線が向けられる。その下には部活後だったために外していたテーピングで付けられた痣がまだ残っている。
「………」
「何度も言ったけど、被害者なんだよ。し、」
俺の名を呼ぼうとした唇を唇で塞ぐ。驚いたように丸くなった目に俺が映りこんだ。
「誰が被害者だって?」
吐息が交わる距離で、瞳のなかの俺が笑う。
「被害者なんて、何処にもいやしないのだよ」
『被害者意識って好きじゃない。上目遣いで誘って共犯がいい』
(宇多田ヒカル/Kiss & Cry)
**************
もう続かないです、、
2009.07.07
脳内をずっとぐるぐるしてる高緑妄想。
「真ちゃんは被害者だ」
照明を背に自分を見下ろしながら、目の前の男は言った。
優しく、子供に言い聞かすような口調で言葉を降らす。
「逆らうとその左手を潰すぞって脅されて、抵抗なんて出来なかった。だから、仕方ない」
薄暗い闇をその目に湛え、口許に笑みを浮かべて人の手首を押さえ付けてくる。
俺はただ驚いて丸くした目にこいつを映している。今だかつてない角度から見上げる奴はなんだか得体の知れない何かに見えた。
男は笑みを深くする。底の見えない瞳の奥にケモノのような光が見えた。
「いい?もう一回言うよ」
なのに。
「真ちゃんは、被害者なんだよ」
なんでそんな泣きそうな顔をしてるんだ。
「高、――」
こちらまで苦しくなって名前を呼んだ。いや、呼ぼうとした。
開いた口は唇で塞がれ、舌が入ってくる。
何をどうしたらいいのか分からなくなって俺は目を開けたまま、かつてない距離にある暗い瞳を見つめていた。
**************
これが初高緑妄想だなんて鼻で笑える。
地味に続く(かも)ですよ。
何サイトかなんて気にしたら負けだ。
「真ちゃんは被害者だ」
照明を背に自分を見下ろしながら、目の前の男は言った。
優しく、子供に言い聞かすような口調で言葉を降らす。
「逆らうとその左手を潰すぞって脅されて、抵抗なんて出来なかった。だから、仕方ない」
薄暗い闇をその目に湛え、口許に笑みを浮かべて人の手首を押さえ付けてくる。
俺はただ驚いて丸くした目にこいつを映している。今だかつてない角度から見上げる奴はなんだか得体の知れない何かに見えた。
男は笑みを深くする。底の見えない瞳の奥にケモノのような光が見えた。
「いい?もう一回言うよ」
なのに。
「真ちゃんは、被害者なんだよ」
なんでそんな泣きそうな顔をしてるんだ。
「高、――」
こちらまで苦しくなって名前を呼んだ。いや、呼ぼうとした。
開いた口は唇で塞がれ、舌が入ってくる。
何をどうしたらいいのか分からなくなって俺は目を開けたまま、かつてない距離にある暗い瞳を見つめていた。
**************
これが初高緑妄想だなんて鼻で笑える。
地味に続く(かも)ですよ。
何サイトかなんて気にしたら負けだ。
2009.05.12
バサラですよ。
其処は生温くも心地よく、まるで母の胎のようだった。
茫洋と果てもなく広がる空間には何もない。己の輪郭さえも失っているような感覚にも不思議と不安はなかった。
不意に響いた泣いている子供の声に政宗は辺りを見回した。
それはすぐに見つかった。
メソメソと泣いている子供はうずくまり顔を伏せている。
声をかけよう、手を伸ばそうとして、背後からもう一つの声がした。
柔らかく温かい、女の声だった。
「どうしましたか、私のやや子」
弾かれたように子供が顔をあげた。あげたと政宗は思った。思ったのに、気が付けば子供の姿は消え失せて、その人は政宗に微笑んでいた。
「可哀相に。もう泣くのはおよしなさい。母が抱いてあげましょう」
優しい手が伸びて政宗の小さな身体を抱きしめた。
政宗を包む香りと温もりに甘えるように政宗もその背に腕を回す。拒絶されることはなくさらに抱きしめられた。柔らかい胸に頬を押し付ける。
幸せだと思った。
「怖いものなど、貴方は見なくていいのです。目をつむり、このまま母の胸でお眠りなさい。可愛い私のやや子、私の可愛い――」
目が覚めた。目に飛び込む見慣れた景色に張り詰めていた息を吐いた。
身体を起こした。温かな雨が頬を伝い布団に落ちる。夢のなかでは確かに泣き止んだはずなのに。
「政宗様」
襖越し、かけられた声に涙を拭う。
「起きてる」
そう返して布団から出た。涙はもう止まっていた。
(今更悲しくなどない。恋しくなどない)
(どんなに願っても、今はもう手に入らないもの)
其処は生温くも心地よく、まるで母の胎のようだった。
茫洋と果てもなく広がる空間には何もない。己の輪郭さえも失っているような感覚にも不思議と不安はなかった。
不意に響いた泣いている子供の声に政宗は辺りを見回した。
それはすぐに見つかった。
メソメソと泣いている子供はうずくまり顔を伏せている。
声をかけよう、手を伸ばそうとして、背後からもう一つの声がした。
柔らかく温かい、女の声だった。
「どうしましたか、私のやや子」
弾かれたように子供が顔をあげた。あげたと政宗は思った。思ったのに、気が付けば子供の姿は消え失せて、その人は政宗に微笑んでいた。
「可哀相に。もう泣くのはおよしなさい。母が抱いてあげましょう」
優しい手が伸びて政宗の小さな身体を抱きしめた。
政宗を包む香りと温もりに甘えるように政宗もその背に腕を回す。拒絶されることはなくさらに抱きしめられた。柔らかい胸に頬を押し付ける。
幸せだと思った。
「怖いものなど、貴方は見なくていいのです。目をつむり、このまま母の胸でお眠りなさい。可愛い私のやや子、私の可愛い――」
目が覚めた。目に飛び込む見慣れた景色に張り詰めていた息を吐いた。
身体を起こした。温かな雨が頬を伝い布団に落ちる。夢のなかでは確かに泣き止んだはずなのに。
「政宗様」
襖越し、かけられた声に涙を拭う。
「起きてる」
そう返して布団から出た。涙はもう止まっていた。
(今更悲しくなどない。恋しくなどない)
(どんなに願っても、今はもう手に入らないもの)
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