いろいろ置き場
なんか暗かったりするのが多いよ。あとは気に食わないから表に置こうとは思わないんだけどせっかく書いたからとかいうもの置き場。
2007.02.16
目に見えぬものは永遠だなどと、一体誰が言い出した。
今こうしている間にも、目に見えぬ永遠のはずの記憶は薄れてしまう。
何一つ忘れたくなどないのに。
今こうしている間にも、目に見えぬ永遠のはずの記憶は薄れてしまう。
何一つ忘れたくなどないのに。
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2007.02.14
ある日のことです。
山本がぱんぱんに膨らんだ紙袋を手に帰ってきました。
「おかえり。…? 何それ」
「ただいま~。ん?これ?チョコレートとか」
事も無げに机に置かれた袋をヒバリはじっと見つめます。
「そんなに買ったの?」
「んーいや~。もらった」
「?」
「今日バレンタインデーだったのなー」
「バレンタイン…、」
ヒバリは頭を巡らせて、記憶の隅から本で読んだバレンタインと言う単語を引っ張り出します。
2月14日。ローマの司教バレンタインが殉教死した日。
「………それとチョコもらえるのとなんの関係もないと思うけど」
「日本でバレンタインデーってのは、女の子が好きな人にチョコをあげる日なんだ」
「じゃあ君のことを好きな女子がこんなにいるってこと?」
「まっさか~。義理だって、義、理」
「義理?」
「形だけあげるってやつ」
「ふぅん」
袋からひとつ取り出してヒバリはじっと観察します。
今迄スーパーでは見たこともないようなラッピングの施されたそれらも、所詮は99円で売ってるチョコもチョコはチョコだと思えばヒバリには無駄な包装だとしか思えません。
すぐに興味もなくしてまた袋に戻しました。
上着をハンガーにかけ、手洗いを済ませた山本が炬燵に入り込みます。
「どれか食う?」
「いらない」
「え、食ってくれよ。俺ヒバリも食うと思ってもらってきたんだぜ」
「いらないよチョコなんて」
「え~。こないだ随分お気に召してたじゃんか。パラソルチョコ」
「あれなら食べてもいいけど、こんなのいらないね」
「…パッケージ剥がすのめんどいから、とかじゃねーよな?」
「………」
「まっさかなぁ。其処までめんどくさがりじゃねーよな」
「………」
「………マジ?」
「………」
「………」
山本は手に取った箱のパッケージのリボンと包装紙を剥がします。出てきたのは市販の生チョコ16個入り。
「おー、生チョコだ。ヒバリ生チョコ食ったことねーよな」
「なに生チョコって」
「チョコはチョコだよ。まぁ食ってみ食ってみ」
「………」
ニコニコと笑顔で勧めてくる山本と生チョコをヒバリは訝しげに見比べます。まるで餌を与えられた野良猫のようです。
「君が先食べなよ」
「なんだ毒味か~?心配性だな~ヒバリは」
言いながら山本はひとつ摘んで口に運びます。もくもくと食べて「ん、うめーな」と一言。
ヒバリはそれの様子をじぃーっと見つめていましたがすっと視線を生チョコに移してまた見つめます。
山本はそんなヒバリの様子を横で眺めていました。
やがて意を決したのか、ヒバリは生チョコに手を伸ばしました。
*――――――――*
ここで挫折。また他のネタ探そう。
あ、吸血鬼ヒバリは超がつくほどのめんどくさがりです。あと甘いもの好きでもいいな(今思っただけ)
パラソルチョコは不○家製品だったハズ…違ったっけ?
そうなら今やもう手に入りませんな。ここ数年食べた覚えもないが。
山本がぱんぱんに膨らんだ紙袋を手に帰ってきました。
「おかえり。…? 何それ」
「ただいま~。ん?これ?チョコレートとか」
事も無げに机に置かれた袋をヒバリはじっと見つめます。
「そんなに買ったの?」
「んーいや~。もらった」
「?」
「今日バレンタインデーだったのなー」
「バレンタイン…、」
ヒバリは頭を巡らせて、記憶の隅から本で読んだバレンタインと言う単語を引っ張り出します。
2月14日。ローマの司教バレンタインが殉教死した日。
「………それとチョコもらえるのとなんの関係もないと思うけど」
「日本でバレンタインデーってのは、女の子が好きな人にチョコをあげる日なんだ」
「じゃあ君のことを好きな女子がこんなにいるってこと?」
「まっさか~。義理だって、義、理」
「義理?」
「形だけあげるってやつ」
「ふぅん」
袋からひとつ取り出してヒバリはじっと観察します。
今迄スーパーでは見たこともないようなラッピングの施されたそれらも、所詮は99円で売ってるチョコもチョコはチョコだと思えばヒバリには無駄な包装だとしか思えません。
すぐに興味もなくしてまた袋に戻しました。
上着をハンガーにかけ、手洗いを済ませた山本が炬燵に入り込みます。
「どれか食う?」
「いらない」
「え、食ってくれよ。俺ヒバリも食うと思ってもらってきたんだぜ」
「いらないよチョコなんて」
「え~。こないだ随分お気に召してたじゃんか。パラソルチョコ」
「あれなら食べてもいいけど、こんなのいらないね」
「…パッケージ剥がすのめんどいから、とかじゃねーよな?」
「………」
「まっさかなぁ。其処までめんどくさがりじゃねーよな」
「………」
「………マジ?」
「………」
「………」
山本は手に取った箱のパッケージのリボンと包装紙を剥がします。出てきたのは市販の生チョコ16個入り。
「おー、生チョコだ。ヒバリ生チョコ食ったことねーよな」
「なに生チョコって」
「チョコはチョコだよ。まぁ食ってみ食ってみ」
「………」
ニコニコと笑顔で勧めてくる山本と生チョコをヒバリは訝しげに見比べます。まるで餌を与えられた野良猫のようです。
「君が先食べなよ」
「なんだ毒味か~?心配性だな~ヒバリは」
言いながら山本はひとつ摘んで口に運びます。もくもくと食べて「ん、うめーな」と一言。
ヒバリはそれの様子をじぃーっと見つめていましたがすっと視線を生チョコに移してまた見つめます。
山本はそんなヒバリの様子を横で眺めていました。
やがて意を決したのか、ヒバリは生チョコに手を伸ばしました。
*――――――――*
ここで挫折。また他のネタ探そう。
あ、吸血鬼ヒバリは超がつくほどのめんどくさがりです。あと甘いもの好きでもいいな(今思っただけ)
パラソルチョコは不○家製品だったハズ…違ったっけ?
そうなら今やもう手に入りませんな。ここ数年食べた覚えもないが。
2007.02.13
日記でちょろっと語った原作ベースを現代風霜テイストにアレンジしたものをもうちっと考えてみた。
といっても9割は原作のままだったわ。あり?
銀高Ver.
銀時、桂、高杉は松陽の元で共に学んでいた。
天人が襲来、国は変わり松陽は処刑される。
残された3人は他の同志達と手を組み天人を撃退すべく戦うが挫折(ここで3人は坂本と知り合う)。
戦争が終わると3人は散り散りになり、それぞれの道を歩む事になる。皆音信不通状態。
数年後。
裏社会で桂率いるグループと高杉率いる鬼兵隊が2大勢力になっていた。この均衡が崩れると社会は混沌としてしまうのだよ。
そしてさりげなくちまっと少数精鋭と名高い万事屋がいて、こいつらは万事屋というだけあって勢力にかかわらず依頼されれば何でもやります。表向きにも万事屋営んでます。
表舞台で坂本は最大手貿易グループ快援隊を率いつつ昔のよしみで皆のこと気にしてればいい。時折誰某分け隔てなく力を貸してくれる。
おまけのように裏社会を取り締まるべく武装警察真選組もいるよ。
銀時は万事屋メンバーで食って生きてけりゃあいいと思ってるし、桂もまた幾松に出会い平穏な世界を望み始める。
だがしかし、そんな二人の態度と相容れず表も裏も構わず松陽を自分たちから奪った社会を壊そうと暴走を続ける高杉は次第に孤立。
銀時、桂は高杉を止めるべく激突。
辺りは火の海で、銀時と高杉は再会する。
だが銀時にとって今の高杉はただ闇雲に周囲を傷つけるだけの不穏な存在。
また高杉にとってもかつて自分が憧れ恋焦がれた白夜叉とは違う今の腑抜けたとしか思えない銀時は憎む事はあれどもう愛せない。
もう終わりにしよう。
燃え盛る火の中、擦れ違ったままもう戻れない二人は銃口を向け合う。
生き残るのはどちらか。最後の瞬間が今訪れる。
びっくりする程原作のまんまだぜ。
もっと細かく語ればちょっとは異色なものになるのだろうが。
生き残るのは銀時だと思うよ。高杉は銀さんというか白夜叉に殺されたいのだと思う。
松陽が亡くなって高杉のなかの時は停まって白夜叉に焦がれまた進んだ時計の針は白夜叉がいなくなることでまた停まったんだ。
原作の高杉は仲間の敵をとか4巻で言いながら紅桜編で国も仲間もどうでもよかったと申してるからな。おまえはどっちなんだ。
あ、あれか、どうでもよかったけど共に戦ううちに親しくなったから幕府に殺されたのが許せないと。
高杉は目的のためなら仲間死んでも気にしないと言ってたけどそれは今の状態であって旧鬼兵隊は大事にしてたらいいよ。規模はわからんが隊員のことちゃんと把握してたらいいよ。
といっても9割は原作のままだったわ。あり?
銀高Ver.
銀時、桂、高杉は松陽の元で共に学んでいた。
天人が襲来、国は変わり松陽は処刑される。
残された3人は他の同志達と手を組み天人を撃退すべく戦うが挫折(ここで3人は坂本と知り合う)。
戦争が終わると3人は散り散りになり、それぞれの道を歩む事になる。皆音信不通状態。
数年後。
裏社会で桂率いるグループと高杉率いる鬼兵隊が2大勢力になっていた。この均衡が崩れると社会は混沌としてしまうのだよ。
そしてさりげなくちまっと少数精鋭と名高い万事屋がいて、こいつらは万事屋というだけあって勢力にかかわらず依頼されれば何でもやります。表向きにも万事屋営んでます。
表舞台で坂本は最大手貿易グループ快援隊を率いつつ昔のよしみで皆のこと気にしてればいい。時折誰某分け隔てなく力を貸してくれる。
おまけのように裏社会を取り締まるべく武装警察真選組もいるよ。
銀時は万事屋メンバーで食って生きてけりゃあいいと思ってるし、桂もまた幾松に出会い平穏な世界を望み始める。
だがしかし、そんな二人の態度と相容れず表も裏も構わず松陽を自分たちから奪った社会を壊そうと暴走を続ける高杉は次第に孤立。
銀時、桂は高杉を止めるべく激突。
辺りは火の海で、銀時と高杉は再会する。
だが銀時にとって今の高杉はただ闇雲に周囲を傷つけるだけの不穏な存在。
また高杉にとってもかつて自分が憧れ恋焦がれた白夜叉とは違う今の腑抜けたとしか思えない銀時は憎む事はあれどもう愛せない。
もう終わりにしよう。
燃え盛る火の中、擦れ違ったままもう戻れない二人は銃口を向け合う。
生き残るのはどちらか。最後の瞬間が今訪れる。
びっくりする程原作のまんまだぜ。
もっと細かく語ればちょっとは異色なものになるのだろうが。
生き残るのは銀時だと思うよ。高杉は銀さんというか白夜叉に殺されたいのだと思う。
松陽が亡くなって高杉のなかの時は停まって白夜叉に焦がれまた進んだ時計の針は白夜叉がいなくなることでまた停まったんだ。
原作の高杉は仲間の敵をとか4巻で言いながら紅桜編で国も仲間もどうでもよかったと申してるからな。おまえはどっちなんだ。
あ、あれか、どうでもよかったけど共に戦ううちに親しくなったから幕府に殺されたのが許せないと。
高杉は目的のためなら仲間死んでも気にしないと言ってたけどそれは今の状態であって旧鬼兵隊は大事にしてたらいいよ。規模はわからんが隊員のことちゃんと把握してたらいいよ。
2007.02.10
「君は僕を苦しめることしかしないだね」
あいつは絞り出すような声でそう言った。
「早く消えてよ。僕の前にもう二度と現れないで」
そう俺に背を向けて言ったけど、俺は納得なんて出来ない。
だから尋ねたんだ。
「俺のしてきたことは、全部ヒバリを苦しめるだけだったのか?」
俺の問い掛けに、ヒバリは泣きそうな顔をしながら笑った。
「ほらまたそうやって僕を苦しめる」
あいつは絞り出すような声でそう言った。
「早く消えてよ。僕の前にもう二度と現れないで」
そう俺に背を向けて言ったけど、俺は納得なんて出来ない。
だから尋ねたんだ。
「俺のしてきたことは、全部ヒバリを苦しめるだけだったのか?」
俺の問い掛けに、ヒバリは泣きそうな顔をしながら笑った。
「ほらまたそうやって僕を苦しめる」
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