バイク便ライダーとパン屋バイト

配達所一のライダーである銀さんとパン屋さんのバイト店員である高杉のお話。
高杉がパン屋でバイトとかその時点で軽く笑える。



毎晩買いに来る銀時。ライダーの恰好だから軽く異様な出で立ちね。
毎晩注文を受ける高杉。変なのって思いながらそれでも何も言わず淡々とお仕事をする。
お互い、お互いがつけてる名札で名前チェック。…ライダーって名札なんか付けてるのかな。
銀時は買ってのんびり店内で食べてく日もあれば、がつがつ丸呑みして出てく日もある。またあるときはのんびりしてたのに掛かってきた電話に飛び出してったりとか。
高杉はカウンターからその様子全部見てる。

んで、ある日のんびり店内で食べてる銀さんに高杉から飲み物でもおごってあげればいいじゃない。毎日パン食ってるけど、そんなに好きなのかとか聞けばいいじゃない。
ばっかだなァ。銀さんが通うのなんて高杉が銀さんの注文受けて作ってくれるからに決まってるだろ(←小ばかにした感じが我ながらムカつく)

そんな馴れ初め。

ある日急に銀さん来なくなってどしたんだろとか高杉が思うんだよ。
事故ったんだよ。バイクが可哀相なことになったんだよ。給料パーにしながらも直してまたお仕事するんだよ銀さんは。
そんで何事もなかったかのようにまた店に通う。
高杉も心配したなんて言わず今まで通り接する。

そんな二人に進展はあるのか。
…銀さんからデートに誘えばいいよ。配達してて見つけたんだけどさ、〇〇の花がすっげぇ綺麗なんだけど、見にいかねぇ？的なさ。
高杉、べつに花には興味ないんだけど銀さんに興味あるから頷けばいいじゃん。キャッホゥ！



…ひとさまに聞いた話からこんな妄想をした自分に絶望した。