嘘と本音

どうか、どうか貴方は幸せになって。


そう願って離れたハズなのに。



俺の知らない誰かの隣で、笑う貴方を思うと俺は。

どうしようもなく苦しくなるんだ。



(出来るなら俺が、貴方を笑わせてやりたかったよ)

(no subject)

君と手を繋いで眠りたいな。

そんなこと言ったなら、君はどんな顔をするだろう。



(試してみたいけど言えない俺はチキン野郎だ)

(羽を毟って君が食べてよ。骨くらいは残していいから)

ゆめうつつ

言うなれば此処は母の胎の中のようだった。
生温くも心地よい温度に包まれて不必要に込めていた全身の力を抜いて、見たくないものまで映す目を閉じてただたゆたっている。
羊水という名のおまえの温もりに包まれてこのままこうしていられたら、もうそれ以上は何も望まないのに。



(あぁまた生まれなくてはならなくなるよ)

嘲笑

争いは嫌い？平和主義者？
はん、笑わせてくれるぜ。


要はただの臆病者だろ。

わかってるよ本当は

俺はおまえがいなくても生きていけることくらい分かってる
だっておまえは俺じゃねぇから
いつもいつでもおまえのことばっか考えてるわけじゃねぇし、他に気を取られればあっさりおまえのことなんか忘れちまうし
分かってんだよそんなこと でも



生きてけるって分かっていても
俺の隣にゃおまえがいないと、俺はすっげぇヤなんだよ