いろいろ置き場
なんか暗かったりするのが多いよ。あとは気に食わないから表に置こうとは思わないんだけどせっかく書いたからとかいうもの置き場。
2008.05.05
『ヒバリの誕生日はこどもの日かー。そっかそっか』
『………』
何度も何度も確かめるように繰り返して嬉しそうに彼は笑ったから。
てっきり誕生日当日には何か言うなりするなりしてくるのかと思ったが全く云でもなければ寸でもないまま、今日、5月5日という日が終わろうとしていた。
ヒバリはなんとなくおもしろくなくて唇を尖らせる。
(別に、祝ってほしくなんかなかったけど…)
なんのためにあれだけ言葉を繰り返したのか。理解できずにヒバリは布団を被った。
翌朝。携帯を見れば一通のメールが届いていた。
「?」
見れば受信時間は23:59。山本からだった。
『お誕生日おめでとう』
そう書かれたメールは少し行を開けて続きがあった。
『一番最初に言うのって難しそうだったから、一番最後にしてみた。メールでわりぃな。今度会ったらもっかい言わせてくれな』
「………」
ヒバリは無意識に唇を尖らせた。そしてつぶやく。
「…馬鹿じゃないの」
『………』
何度も何度も確かめるように繰り返して嬉しそうに彼は笑ったから。
てっきり誕生日当日には何か言うなりするなりしてくるのかと思ったが全く云でもなければ寸でもないまま、今日、5月5日という日が終わろうとしていた。
ヒバリはなんとなくおもしろくなくて唇を尖らせる。
(別に、祝ってほしくなんかなかったけど…)
なんのためにあれだけ言葉を繰り返したのか。理解できずにヒバリは布団を被った。
翌朝。携帯を見れば一通のメールが届いていた。
「?」
見れば受信時間は23:59。山本からだった。
『お誕生日おめでとう』
そう書かれたメールは少し行を開けて続きがあった。
『一番最初に言うのって難しそうだったから、一番最後にしてみた。メールでわりぃな。今度会ったらもっかい言わせてくれな』
「………」
ヒバリは無意識に唇を尖らせた。そしてつぶやく。
「…馬鹿じゃないの」
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2008.05.05
「あだっ」
顎を真下から蹴られて、銀時は体を起こしました。
その拍子にコロンと銀時の体の上からしんすけが転がり落ちます。銀時は顎を押さえながら布団の外まで転がっていったしんすけを見つめていたのでした。
室内はまだ薄暗い、夜明け前の出来事です。
「俺もうこいつと寝るのやなんだけど」
銀時はしんすけの両足を掴み、宙づりにしたまま新八と神楽に言いました。
二人はモリモリとご飯を食べながら、疲れきっている銀時と、そんなにされても眠っているしんすけを見上げました。本当にこの子は野生で生きてこれたことが奇跡ですね。
「じゃあ私しんすけと寝るヨ」
「おまえ却下」
「なんでヨ!」
「僕が道場に連れ帰って毎日連れて来ればいいんですか」
「それもめんどくせーな」
「なんなんですか」
朝食の匂いにしんすけの耳が動きます。ぱち、と目を覚ましたしんすけが宙ぶらりんのまま視線を巡らせました。
「銀さん、そろそろ放してあげてくださいよ。しんすけ、頭に血上っちゃいます」
「へっ」
鼻で笑いながら銀時はしんすけをソファーに置いてやります。むっくりと起き上がったしんすけはくらくらするのか、少し上体がふらつきましたがやがて置いてあったおにぎりに手を伸ばして食べ始めました。
**************
最後に書いた話も寝るときの話だったからこれは没。
単に足捕まれて宙づりにされるしんすけは可愛いなぁと。もちろん手は万歳状態。ぶらーん。
夏になって暑くなると自分の尻尾が暑すぎて寝相悪くなるしんすけ。冬は丸くなってる。よく動くけど。
これ没にして、お箸ネタでも書きます。鬼兵隊編で一言で片付けられてるお箸云々を広げてみよう。おー。
顎を真下から蹴られて、銀時は体を起こしました。
その拍子にコロンと銀時の体の上からしんすけが転がり落ちます。銀時は顎を押さえながら布団の外まで転がっていったしんすけを見つめていたのでした。
室内はまだ薄暗い、夜明け前の出来事です。
「俺もうこいつと寝るのやなんだけど」
銀時はしんすけの両足を掴み、宙づりにしたまま新八と神楽に言いました。
二人はモリモリとご飯を食べながら、疲れきっている銀時と、そんなにされても眠っているしんすけを見上げました。本当にこの子は野生で生きてこれたことが奇跡ですね。
「じゃあ私しんすけと寝るヨ」
「おまえ却下」
「なんでヨ!」
「僕が道場に連れ帰って毎日連れて来ればいいんですか」
「それもめんどくせーな」
「なんなんですか」
朝食の匂いにしんすけの耳が動きます。ぱち、と目を覚ましたしんすけが宙ぶらりんのまま視線を巡らせました。
「銀さん、そろそろ放してあげてくださいよ。しんすけ、頭に血上っちゃいます」
「へっ」
鼻で笑いながら銀時はしんすけをソファーに置いてやります。むっくりと起き上がったしんすけはくらくらするのか、少し上体がふらつきましたがやがて置いてあったおにぎりに手を伸ばして食べ始めました。
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最後に書いた話も寝るときの話だったからこれは没。
単に足捕まれて宙づりにされるしんすけは可愛いなぁと。もちろん手は万歳状態。ぶらーん。
夏になって暑くなると自分の尻尾が暑すぎて寝相悪くなるしんすけ。冬は丸くなってる。よく動くけど。
これ没にして、お箸ネタでも書きます。鬼兵隊編で一言で片付けられてるお箸云々を広げてみよう。おー。
2008.05.04
コインランドリーに毎週金曜日、同じ時間に居合わせる見ず知らず赤の他人の銀高。二人きりの空間。
終わるのを待っている間の沈黙。 響くテレビの音。
その期限はどちらかの洗濯が終わるまで。それが暗黙のルール。
先に破るのは、どっち。
みたいな銀高妄想を、コインランドリーを見て足を踏み入れた瞬間思い付いた。読みてぇー。今、なんか銀高に飢えてる。
待ってる間、どっちかはテレビ見てて、どっちかは雑誌見てて、銀さんがテレビ見てたら気づいたら高杉も見てて、あ、こんなのに興味あるんだ…とか銀さんがこっそり思ってたりとかさ。そんなんをきっかけに声を掛けたらいいんじゃない。で、二人で話したりするようになるんだけど、他に客がいるときは絶対口聞かないのな。別に話したらえぇやん。
終わるのを待っている間の沈黙。 響くテレビの音。
その期限はどちらかの洗濯が終わるまで。それが暗黙のルール。
先に破るのは、どっち。
みたいな銀高妄想を、コインランドリーを見て足を踏み入れた瞬間思い付いた。読みてぇー。今、なんか銀高に飢えてる。
待ってる間、どっちかはテレビ見てて、どっちかは雑誌見てて、銀さんがテレビ見てたら気づいたら高杉も見てて、あ、こんなのに興味あるんだ…とか銀さんがこっそり思ってたりとかさ。そんなんをきっかけに声を掛けたらいいんじゃない。で、二人で話したりするようになるんだけど、他に客がいるときは絶対口聞かないのな。別に話したらえぇやん。
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